まろさんのブログ

自分の経験から、役立つこと・おすすめを徒然なるままに書いているブログです

マルチ商法の実業家団体(環境)に勧誘された体験についてお話しします

こんにちは。

まろです。

 

この記事では、【実業家集団 環境】について紹介します。

「どんな団体なの?」「入っても大丈夫?」「本当に人生成功できるの?」などと不安に思いますよね。

どんな団体かは他の方が詳しく書いておりますので、この記事では私の体験談を主にお話しさせていただきます。

 不安解消の一助となりましたら幸いです。

 

※私は加入はしておりませんので、加入しないと決めたまでの経験を記載します。

 

 

実業家団体 環境とは

 全国に1万人いるといわれる起業を目指す集団です。

(本当かどうかは知りませんが、私はそう言われていました)

 

本人達は絶対に認めませんが、マルチ商法です。

 

このブログでは詳しくはお話ししませんが、とてもよくまとまっている記事があったので共有します。

 

paracarrer-kun.com

 

私の体験談

紹介者との出会い~本流参加前まで

出会いは友人と参加した街コンでした。いい人がいたらラッキーくらいのノリで参加した街コンで出会ったのがAさん(紹介者)でした。ジャケットを着て落ち着いている雰囲気の男性で好印象でしたし、Aさんと私に共通点があったという点から親近感がわき、後日2人でご飯を食べに行くことにしました。

 

最初はお互いの趣味や異性のタイプなど、普通の会話をしていました。仕事の話になり、「仕事楽しそうだね!」などと私の仕事をほめてくれましたが、仕事に対して不満たらたらだった私はAさんに愚痴を言いまくりました。

 

あとになって知ったんですけど、仕事を褒められると多くの人は「そんなことないですよ~」と不満を言い始めるそうです。まんまと引っ掛かりました。

 

私は笑顔でずっと話を聞いてくれるAさんに、器が大きいなと好印象を持ちました。

自分の話だけでは申し訳ないと思った私は、Aさんの仕事のことを聞いてみると、

Aさんは起業したいという夢があり、夢の実現のために前職をやめたこと、今の仕事も長く居座るつもりはないことなどを私に話してくれました。

 

ただひたすら同じような毎日を過ごしているだけの私にとって、私より年上の人が起業という夢を追いかけているという話は非常に刺激的・魅力的に聞こえました。

もしかしたら、私にもできるかもと思ったことが事の始まりでした。

 

私はAさんから「同じように起業を目指してバリバリ働いているBさんという女性がいるけど会ってみる?」と提案されました。

Aさんの話を聞いて起業というものに興味が出てきていましたし、同性の話も聞いてみたいと思い、会うことに決めました。

 

Bさんも仕事のかたわら起業を目指している女性でした。

「自分の人生の社長は自分ひとり」と、私より1つ上なだけなのにこんなに自分の考えを持って、しっかりしている女性がいるのかと驚きました。

 

さらに、Bさんから働き方はESBIの4つあるということを教えていただき、初めて知ることばかりで目からウロコでした。

その後、起業を目指している人達が集まる「朝活」があること、近々立食パーティーがあること、「トップ1%の人だけが知っているお金の真実」という本を教えてもらいました。(私はこの本を薦められましたが、「金持ち父さん、貧乏父さん」や「億を稼ぐ人の考え方」なども使われるそうです。)

 

新しいことを知ってやる気に満ちていた私は「朝活」への参加と「立食会」への参加をその日のうちに決め、Aさんと本屋に寄って本を購入して帰りました。

 

後日、梅田近くの大きいスペースを貸し切っての立食会に参加しました。会場には100人くらいいて、普段会えないような団体の中で成果を出している人と話せるチャンスがあると言われていました。2時間で6人くらいの人と話しまわり、朝活への参加理由や成功話などを聞きました。朝活にさらに行きたくなるようにたくさんの人と交流させられたと、今となっては思っています。

 

当時の私は立食会でさらに起業したい欲にブーストがかかり、朝活に参加し始めました。私は旅行が趣味で土日が全然空いていなかったので、ほとんどは平日の夜に梅田のカフェで講義を受けていました。

 

ここで朝活について紹介します。

 

朝活とは

・土日の9:00~12:00くらいの時間帯に勉強する。(2講義)

 平日の夜もあり。その場合はカフェ。

・費用は場所代として500円。(貸会議室的なところ)

・最少人数は3人。(自分、紹介者、講師)

 私は最多で7人いた時もありました。

 フロアには100人くらい毎回いたと思います。机ごとに少人数制で講義を受けます。

・講義内容は11項目(目標設定・基礎トレーニング・経済・キャッシュフロー管理・キャッシュフロー計画・商売の原理原則・チームビルディング前編・チームビルディング後編・コミュニケーショントレーニング・健康・計画の時間をつくる)

 

この朝活を部活で例えると、「仮入部」だそうです。「本流」というものがあり、それが「本入部」にあたると説明を受けました。

また、本流に入るには以下の条件があります。

 

本流に入るための条件

・土日をしっかり空けること

・自立していること(1人暮らし)

・毎月のキャッシュフローが+5万円以上作れていること

・すぐに使えるお金が30万円以上あること

・学ぶことを師匠にお願いしに行くこと

 

この条件はあまり厳しくはないのかなと個人的には思いました。

 

私の場合、全ての朝活の講義を受け終えてから本流に参加するオリエンテーションがあるまで、期間が1か月ほどありました。

その間、新友(しんとも)を100人作るように言われました。新友とは、文字通り「新しい友達」です。

 

この時点では全くマルチ商法であるなどと気づいていないため、100人友達作れるかな、厳しいな、くらいにしか思っていませんでした。

 

 

私は主に街コンで新友を見つける活動をしていました。

何人か新友が見つかると、今度は新友を誘って合コンを設定するように言われました。

新友に友達を連れてきてもらい、その友達を自分の新友にするという目的のためです。

 

 

 

私が本流に参加するのをやめた理由

「別チームの環境の人との交流」です。

 

街コンに参加していると他のチームで活動している人と良く出会います。イメージは競合他社といった感じでしょうか。

 

私はその中の1人と仲良くなり、街コン後に本流に参加しようかどうか迷っていることを打ち明けました。そしたら、後日この記事にもリンクを貼らせてもらったブログを紹介してもらい、環境はマルチ商法と認識し、本流へ参加することをやめました。

 

この人以外にも、お金の面で腑に落ちない部分があると悩んでいる、別チームの環境の人もいました。

 

以上、私が環境に勧誘された実体験のお話でした。

 

どこに環境の人は活動しているのか

大阪の場合は梅田や福島が一番多いと思います。

環境の人は職住接近、つるみを大切にと言われており、大体の人が梅田周辺に住んでいます。

また、環境の人が新友を探すのは「街コン」「合コン」「道端での声掛け」「H○BなどのBarでの声掛け」「大規模な飲み会」「BBQ」「スポーツイベント」等です。

もちろん例外もありますが、後半の3つはほとんど全員が環境の人と思ってもいいかもしれません。

 

環境の人かどうかを見分けるポイント

絶対ではないですが、いくつか私が考えたポイントがあるのでご紹介します。

 

・LINEのアイコンの下のメモのところに、あだ名が書かれている。

・住んでいるところが、梅田・福島・野田のあたり

・合コンをやる場所を決めたがる(友達からおすすめされたお店があって…)

・コミュニケーションスキルが高い

・転職している

・コシ○クトの街コン参加している

 

絶対ではないので、参考程度にしてください!

 

最後に

 マルチ商法には絶対に手を出さないと決めているので、分かった瞬間にお別れをしました。

 

ただ、全てが無駄だったかというと、勉強になったこともたくさんあったように思います。このまま会社員を続けるだけでは将来が不安と気づかせてくれましたし、キャッシュフロー管理はものすごくタメになったと思っています。

 

将来自分のなりたい姿にできるのであれば、違法でない限り間違いはないとも思います。私が接した環境のみなさんは、純粋に自分の人生の成功を夢見て活動をしているようにみえました。

 

どのように人生を成功に導くかは自分次第です。この環境という団体が一番自分に合っていると思うのであれば、ここで頑張るのが一番かと思います。

 

環境に入るか悩まれている方の決断の1つの材料となればと思い、この記事を書きました。お役立ていただけると幸いです。